『いつだって!』(若松歓 作詞・作曲)。
躍動感のあるかっこいいピアノ伴奏と、前向きな歌詞が本当に素敵な名曲ですよね。
同曲の中でダントツの検索1位をいただいています!
「忙しい伴奏を劇的に弾きやすくする引き算のコツ」や、
「4年生の心に響く合唱指導のポイント」を、動画を交えて分かりやすく解説します。
👇 検索1位!弾き方と歌い方の参考にどうぞ
🎹 かっこいいピアノ伴奏をスッキリ弾きこなす「引き算」のコツ
楽譜通りに全部を弾こうとすると音が重たくなったり、テンポが崩れて
大騒ぎな演奏になりがちです。
弾きにくさから脱却して一気にかっこよくなります。
- 右手の音を減らし、ベースとリズムを支える
右手の和音をすべてしっかり弾こうとするよりも、
曲を推進する「リズム」とそれを支える「ベースの音(左手)」
を最優先に意識しましょう。 - 歌が目立つところは「サポート」に回る
歌がかっこよく動くフレーズでは、ピアノは音量を抑えたりタッチを軽くしたりして、
主役である歌を引き立てるために、引き算をします。 - まずはゆっくりテンポから
四分音符=120の目標テンポよりも落として練習し、不要な力を抜いて
「本当に大事な音・大事なリズム」だけを残していきましょう。一度、思い切ってたくさん削ぎ落としてみる。
そのあと、少しずつ歌の仕上がり、パワーアップ度に増して
ピアノ伴奏もプラスアルファしていくといいと思います!
お互いに変化していく感じが、
まるで、音楽が生きているみたいに感じられて楽しいですよ!
🎒 4年生(10歳)の複雑な心情と「歌詞の読み解き」
歌い出しはこのようになっています。
「ひとりぼっちと おもって いつまで したをむくの」
「まえに すすんでいたって ふりむきたくなるけど」
というような、少し複雑な気持ちや心情を表しています。
・ ・ ・
ひ と り ぼーっちと おーもって
・ ・ ・
い つ ま でーしたを むーくの
「ひとりぼっち」と「前を向く強さ」のギャップ
曲の歌い出しは「ひとりぼっちとおもって いつまでしたをむくの」
「まえにすすんでいたって ふりむきたくなるけど」という、
少し切ない心の揺れ動きから始まります。
単なる元気いっぱいの応援ソングではなく、
一度子どもの「弱さ」や「孤独」にトコトン寄り添ってくれるからこそ、
この曲は4年生の心に深く刺さるのではないでしょうか!
楽譜から紐解く!「スタッカート」に隠されたメッセージ
「したをむくの」という切ない歌詞の場面で、なぜ音が跳ねているのでしょうか?
ここに若松歓さんの素晴らしい仕掛けがあります。したを向いているのに「弾む」のはなぜ?
うつむいている心の中にも、実は「ここから抜け出したい!」
「本当は前を向きたい!」という小さなエネルギーが、
マグマのようにトントンと脈打っている……
そんな健気な鼓動の表現として捉えることができます
答えは一つじゃない!オリジナルの表現を楽しもう
私はこのスタッカートを、次の一歩へ向かうための「心の弾み」として
少し前向きに、はずんで歌ってみました。
しかし、ここを「涙をこらえて、一歩一歩踏みしめるような緊張感」
と捉える子がいても素敵です。
「どうしてここが弾んでいるんだろう?」という問いかけから、
子どもたちそれぞれのオリジナルな表現が出てくると素敵だなと思います!
うたとピアノの掛け合いに耳を研ぎ澄ます
(うた)ぼ く ら いつだーって
(ピアノ)ジャン ジャーガ ジャン
ここの掛け合い、面白いですよね!
ぼ く ら と弾みたい気持ち ここは、前向きな気持ちですよね。
「いつだって みんな ともだち」ということが 言いたいので。
ぼ く ら と歌う時に ピアノが、ジャン ジャーガ ジャン♪ ってなっているので
あ、面白いな!合わせるってこんな感じか
相手の音を聴くと、面白い発見があるな という気持ちが持てると、
歌うこと、演奏すること、アンサンブルすることが より楽しくなると思います。
✨ この動画に込めた願い〜音楽をみんなで奏でられる幸せ〜
当時4年生だった子どもたちは、学校で思いっきり大声で歌うことすら許されない、
本当に苦しい時代を過ごしていました。
「せめておうちの中で、この素晴らしい曲を一緒に叫ぶように歌ってほしい!」
そんな祈るような思いを込めて制作した動画です。
仲間と声を合わせ、ピアノの『ジャン ジャーガ ジャン♪』という掛け合いに耳を澄ませる――
そんな「誰かと一緒にアンサンブルできる奇跡と幸せ」を、
今この曲を歌う子どもたちに全力で噛み締めてほしいと願っています。


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