" /> しろくまのジェンカ、音楽と英語の側面から1年生の耳を育てる指導法 | うたまなblog

しろくまのジェンカ-7歳で出来上がる耳の黄金期について

小学校音楽

 

 

🎼 『しろくまのジェンカ』の楽しさを引き出す伴奏・リズムのコツ

ジェンカはフィンランドの民謡で、フォークダンスのひとつです。
ジェンカといえば、「レトカ イェンッカ(Letka Jenkka)」という曲が有名で
日本では、学校や施設、または自然学校のキャンプファイヤーなどで
フォークダンスをする場合には、圧倒的に「レトカ イェンッカ」が踊られることが多いです!さて、「しろくまのジェンカ」の一番の魅力は、全身で感じられる軽快なリズムです。
学校の授業やレクリエーションで子どもたちが自然と身体を動かしたくなるような、ピアノ伴奏のポイントを解説します。

たん(うん)たん(うん)たんたんたん(うん)のリズムを身体に染み込ませよう

楽譜にある「たん(うん)たん(うん)たんたんたん(うん)」という
ジェンカ特有のリズム。

ピアノをただ規則正しく弾くだけでなく、(うん)の休符の部分で
ピアノの音を一瞬「ピタッ」と止めて、空間(無音)を作ってあげてください。

このメリハリがあるだけで、1年生の子どもたちは自然とステップが踏みやすくなり、
音楽全体のワクワク感が何倍にも膨れ上がります。

🧒 6〜7歳は耳の黄金期!英語の歌詞を「ひらがな」で教えない方がいい理由

小学校1年生の前半で習うこの曲は、教科書では「れっつ たっぷ」「れっつ じゃんぷ」と
すべてひらがな(またはカタカナ)で表記されることが多いです。
しかし、私はあえて日本語の発音に変換せず、生の英語の音のまま
子どもたちに届けたいと考えています。

説明しなくても、子どもは聴いた音をそのまま再現できる

人間の耳の基礎が出来上がるのは7歳頃と言われています。
大人は「LとRの違いは…」と頭で考えて苦労しますが、
6〜7歳の子どもたちは、ネイティブの発音をシャワーのように浴びれば、
説明されなくてもそのままのクオリティで真似して再現できる耳を持っています。

音を聴くための耳も、英語を聴くための耳も
このように、かなり小さい時に出来上がり、その後は
意図的に学習して積み上げていくことでしか習得できない領域となっていくのです。

言語学の世界では、これを「臨界期仮説(りんかいきかせつ)」と呼びます。
人間には「特定の言語能力を自然に、かつ完璧にマスターできる年齢の制限
(タイムリミット)」があるという考え方です。
特に「発音(音を聴き分ける力)」の臨界期は非常に早く、
まさに小学校低学年頃までにその土台が作られると言われています。

文字の「意味」より、耳からの「経験」を優先させる

「Let’s tap」「Let’s skip」「Let’s jump」という文字が読めなくても、
意味がわからなくても全く問題ありません。
動画内では、イラストの横に「タップしよう」「ジャンプしよう」という
シンプルな翻訳を添えることで、子どもたちが五感で意味を理解できるように工夫しました。

ALTの先生が活躍する今の時代だからこそ、音楽の授業でも「そのままの英語」に
触れさせることが、将来の生きたコミュニケーション能力へと繋がっていきます。


 

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