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【小3音楽】『ハッピーソング』を10倍楽しむ!地味に難しい伴奏を乗り切るコツと子どもたちが盛り上がる声掛け

教科書の曲

3年生の音楽教科書(教育芸術社)に掲載されている『ハッピーソング』。
明るくてとっても楽しい曲ですが、いざ授業で扱おうとすると、
「子どもたちにどうやってこのノリを伝えたらいいのかな?」
「伴奏が地味に難しくて弾きにくいな…」と感じる先生も多いのではないでしょうか。

私は普段、Googleから認定(Player for Education)をいただき音楽教材動画を
制作していますが、この曲の伴奏を録音した際、実はある音楽的な特徴に気づきました。

今回の記事では、ロバの音楽座さんの原曲のテイストをヒントにした「ピアノ伴奏のコツ」や、
3年生の子どもたちが一瞬で笑顔になる「楽しい声掛けアイデア」をご紹介します。

👇弾きにくいけど、とってもファンファーレ🎺な感じのハッピーソングはこちら

伴奏の悩み:前奏・間奏の「脱・ペダル依存症(笑)」を果たすコツ

『ハッピーソング』の伴奏を練習していて、こんな風に感じたことはありませんか?
「前奏と間奏、ペダルに頼れないからなんか音がスカスカして地味になっちゃう……」
学校の音楽室のピアノって、コンディションがまちまちだったり、授業の流れ
(ペダルを踏むと音が響きすぎて子どもの声が聞き取りにくくなるなど)を考えると、
ベタ踏みするわけにもいかないんですよね。でも、ペダルなしだとブツブツ切れて、
なんだかノリきれない。。。。
私も、この曲の前奏・間奏はめちゃくちゃ練習しました笑!
YouTube動画を制作する際の録音も、ピアノ伴奏の録音時が一番緊張して

うわぁあああ、今何番弾いてるの💦

ってなりながら、録音しておりましたので
授業でこの曲弾かなくちゃな先生方のお気持ち、とてもよくわかります!

ミスタッチ誘発しそうになりそうな音の並び・・・
ペダルに頼りたくなりますが、ここはぜひ
脱・ペダル依存症(笑)!を目指してこそ、この曲の持ち味を引き出せる
というものです!

ペダル依存症を卒業するコツは、原曲を手がけた「ロバの音楽座」さんの
世界観にあります。
古楽器を使った素朴で温かみのあるアコースティックなサウンドが特徴の彼ら。
つまり、この曲は「ピアノをペダルで豊かに響かせる」のではなく、
「楽器の歯切れの良さ」を楽しむ曲なんです!

ペダルに頼らない、弾き方&考え方のちょっとした工夫

左手は「スタッカート」で割り切る!
左手の伴奏を「ポン、ポン、ポン、ポン」と軽快なスタッカートにします。
ずっとオクターブのドの行ったりきたり、なのですが
オクターブにしなくても、もっと音の数を減らしても(例えば1、3拍だけ弾く、など)
音を引き算していって、シンプルにしていっても曲のイメージは損なわれません。

ペダルでごまかさない分、歯切れの良いマルカートやスタッカートにすることで、
一気に「歩いているような」「スキップしているような」ウキウキしたリズミカルさは
引き算ののちにも、ちゃんと生きています!
そんなわけで、ペダルに依存しなくても、大丈夫になっています!

右手はあえて音を繋げすぎない
メロディを全部レガートで繋げようとすると、この曲ではペダルを使わないので
とっても弾きにくくなってしまいます。
一音一音「弾む」ようにすると、原曲のイメージに近づくし
ペダルがない状態でこの音型を弾くにはこうするより他ない!って感じになります。
音が切れているのは、あえて「そういうお洒落なリズム」だからで、
そうするためには、手首を柔らかく使ってバウンドさせるのがコツです。

楽譜では、右手は和音になっていますが、単音でメロディだけを弾いても
雰囲気は損なわれないので、右手も引き算してシンプルにすることも出来ます。

【原曲の秘密】実はピアノのための曲じゃない!?ロバの音楽座さんのテイストをヒントに

🎵 前奏・間奏が弾きにくい最大の理由

「前奏や間奏がペダルに頼れなくて地味に弾きにくい」とお話ししましたが、実はこれには
音楽的な大、大、大理由があったんです!
この『ハッピーソング』は、古楽器や空想楽器の演奏で大人気の楽団「ロバの音楽座」さんの
作品。
YouTube Topicに本家・ロバの音楽座さんの音源がアップされていたので、私も初めて
拝聴したのですが、前奏や間奏はリコーダーなどの古楽器がとっても素敵なメロディを
担当していました。

この曲はもともとピアノのために書かれた曲ではないのです!
管楽器の歯切れよい息づかいやタンギングの動きを、そのままピアノ1台で表現しようと
するから、私たちは「なんだか指が回りにくくてやだな…💦」と感じてしまうわけですね。

🎹 プロのピアニストがやっている「タッチの翻訳」を授業のヒントに

本来、こうした「ピアノ以外の原曲を聴いて、そのテイストをピアノの伴奏に落とし込む」
というアプローチは、プロの伴奏ピアニストが現場でこっそりやっている領域のお話です。
でも、これをほんの少し意識するだけで、先生方の伴奏がガラリと変わります!
    • ペダルを踏まない理由に納得できる:リコーダーのポコポコ、ピピピとした軽快な音を
      イメージすると、自然と指先が鍵盤からスッと離れ、歯切れのよいタッチになります。
    • ピアノの音を「古楽器」に変身させる:重たいピアノの音ではなく、「リコーダーや笛の音が鳴っているつもり」で弾くだけで、ミスタッチを恐れるガチガチの指から、ハッピーで軽やかな指へと変わっていきます。

ぜひ、本家・ロバの音楽座さんの素晴らしい演奏を聴いて、そのワクワクする空気感を取り入れてみてください!

👇 本家・ロバの音楽座さんの『ハッピーソング』はこちら

ロバの音楽座公式サイト

【子どもへの声掛け】一瞬で盛り上がる!「Eテレのあの曲」の秘密と、ファンファーレの歌い方

この曲の持つ「素朴で温かいパワー」にはいつも驚かされます。
子どもたちの「ハッピーなノリ」を引き出すために、授業で使えるちょっとした声掛けの
工夫をご紹介します。

「Eテレのあの番組の曲なんだよ!」を掴みに使う

「みんなが小さい頃にテレビで見ていた『いないいないばあっ!』や『からだであそぼ』の
あの楽しい音楽。実は、この『ハッピーソング』を作った『ロバの音楽座』さんたちが
作っているんだよ!」と伝えてみてください。
これだけで「えーっ!」と一気に親近感を持ってくれます。

幸せを呼ぶファンファーレ🎺「パンパカパーン!」を高らかに

作曲の上野さんが、楽譜集「ハッピーソング」の作曲者からのメッセージで
幸せを呼ぶファンファーレをイメージしているよ、と書いていらっしゃいました。

ファンファーレってなんのこと?

一般的には祝典,儀式,狩猟,祭事などで雰囲気を醸成しながら,
段落の告示,連絡など式進行を助けるのに用いられる小楽曲

ということなんですが、これだと子どもたちにはなんのことだか
余計にわからなくなるかと思います。

ファンファーレとは、トランペットなどでパンパカパーン!とやるアレです!
作曲の上野さんは、パンパカパーン!って感じに歌ってねと言っています。

ファンファーレということなので、元気に
少しはねる感じで、私は歌いました!
特に、ファーソラシド〜 と音がのぼっていくところが、
まさにファンファーレの音のパターンになっているところです!

「くーものうえ」
「うーちゅうまで」
「たーからかに」
「ラーイラライライライ」
そして
「そーらたかく」

これは、パンパカパンパンパーン!て感じで
すごくすごくファンファーレ🎺な気分で歌いたくなるフレーズです!

自分がトランペットのファンファーレになったつもりで、上に向かって
パンパカパーン🎺と高らかに、気持ちも一緒に弾ませて歌えるようだといいなと思います!

さらに、「とーびだそーーーーうよ!」という歌詞が何度も出てきます。

そう むねにいっぱい たからいっぱい とびだそうよ

「みんなは、どんな風に飛び出したい? 」
「よし行くぞ!って感じ? 」
「それとも、エイや!って大ジャンプする感じ?」など

むねの中には、たからものがいっぱい✨

作曲者のメッセージには、自分が主人公になって、夢に向かって歩いていくような感じ
そんな気持ちで歌ってね、というメッセージがありました。

夢に向かって飛び出す、
それってどんなジャンプかな?

いろんな主人公たちのたくさんのすてきなジャンプがどんどん引きだされ
すてきなハッピーソングが生まれることを願っています!

 

 

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