【歌い継ぎたい童謡】とんでったバナナー難易度高めな伴奏を攻略する!

なつかしい童謡

とんでったバナナについて語ります!
とても人気のある童謡ですが、YouTubeなどで歌っている人は複数いるけど
この曲を語っている人はいなくて、情報が少なめな印象です。

この曲を演奏し録音するにあたって、とてもステップが多かったので
必然的にたくさん考え、試行錯誤することになりました。
その過程で見えてきたこと、理解したことなどをアウトプットします。

とんでったバナナは、片岡 輝 作詞、桜井 順 作曲の昭和37年の作品です。
びっくりするくらい大昔の曲でした😅

しかし昭和30年代というのは、
数々の素晴らしい童謡、今までずっと歌い継がれている名曲が生まれた時代なので、
この曲も昭和30年代の曲だと知って、なんだか納得のクオリティです。

この曲を演奏するにあたって、使用した楽譜はコチラです。
子どもと歌おう 誰でも知ってる童謡100選(カワイ出版)

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こちらの楽譜集には、原曲伴奏が取り扱われているケースが多いので
作曲者がどんなことを考えて、この曲を作ったのかな?
ということを含め、どんなふうに演奏したらいいのか、
ということを考えて演奏するにあたり、根拠になる部分、ヒントが
たくさん散りばめられているので、とても参考になります。

さて、ピアノ伴奏を分析すると、ラテン音楽のリズムを左手で表しています。
バナナの曲なので、南国風になっているんですね!
それでラテン音楽の要素を取り入れているんだな、って思いました。

ターー ターー タタ I ターー ターー タタ I ターー ターー タタI

のリズムのくり返しになっていて、
そのリズムは、この曲において、とても重要です。
ラテンベースのトゥンバオというパターンのようなリズムになっています。

赤で囲んだ部分は左手で弾きます。
私たちはどうしても、右手が何かしら忙しい、細かい、いっぱい書いてある💦
となると、そのことに強く囚われがちになってしまいます。
青で囲んだ部分に気持ちが集中してしまうのですが、
それは本来はおかずであって、この曲のメインではありません。

私はこの右手を、どんなふうに弾いたらいいのか
かなり考え、試行錯誤していたのですが
体の感覚として、しっくりくることがなく
長年の悩みのひとつでした。

バナナの弾き歌いを動画にするために、
弾き歌いを丁寧に見直すことを取り組み始めた頃、
朝の忙しい時間に、おうちの外階段を降りている時、

雨で濡れているところをあまり気をつけずに
急いで降りていたら、盛大に転び、
踊り場まで滑り落ちるという事態になりました🍌

その時に、私はとんでったバナナの
ツルン!が、自身の体験としてわかり笑
弾いたらめんどくさいと敬遠したくなるこの細かい三連符
これってツルン!じゃないか
ツルン!の連続じゃないか🤩
ということがわかりました。

難易度高めの弾き歌いで、
あとちょっと
だけどむずいわ!という方の
ヒントになればと思い
この伴奏パターンでの弾き歌いを出してみました。

私は自分がツルン🍌とすべることを、
自身の体で体験してみたら、とても腑に落ちる感じがして
俄然右手が、弾きやすくなりました。

細かく書いてある楽譜のアレ(青で囲んだ部分)は
ひとまとまりで、ただツルンとなっているだけなんですね。

実際の弾き歌いしてるところを動画にしてみました。
思っている以上に、右手はツルン🍌と、
ある意味適当な感じで弾いていてちょうど、
そんなバランスになっています(どうか伝わって🙏)

重要度は、
1.うた
2.左手
3.右手
というような感じになります。
パリッとリズムがたつようなピアノの演奏を心がけました!

そして、1番から6番までをアニメーション付きの動画にしたのが、
コチラです。

アニメーション制作は、
イラスト動画クリエイター:いけがやしずこさん
https://www.instagram.com/shizuko.oekakiroom/

わにとバナナがおどります
ボンボコ ツルリン ボンツルリンは
どんな意味なんでしょう

ボンボコは、ラテン音楽のリズム隊で、低音パーカッションの音を表していたり、
また、おどるワニのようすや、ステップの感じなど🐊
また、ツルリンは、バナナの様子、おどりを表現しているのでは?
ということを感じながら歌いました。

このオノマトペは、一体何を表しているんだろう⁉︎と
考えてみるのは、とても楽しい作業です!

そして、お子さんたちと対話しながら、謎を明かしていく作業は、
子どもの想像力を育むために、とても重要なことですね!

これには、はっきりとした答えや
これがただ一つの正解ですよ、というものは存在しないです。

ボンボコって、他では聞かない言葉だし
とんでったバナナならでわだと思います。

また、そんなふうに部分部分を細かくみていくことで、
6番まであって、ストーリーがどんどん展開していく曲を
頭の中でイメージを持ってうたいやすくし、
自然な形で、言葉の理解や、想像力などの発達に影響してきたりします。

 

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